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室蘭工業大学 学術指導
2022.04.18
お知らせ
タカフジグループはものづくりの企業として
技術力のレベルアップを図る為に
今年より室蘭工業大学に学術指導を
依頼することになりました。
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室蘭工業大学はグループ会社である
(有)協和スチールの岡元課長の母校であり
恩師である河合教授と藤木教授とのご縁もあって
今回の学術指導を受けるお話しに繋がりました。
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ものづくりにおいては
様々な改善点や問題がありますが
その一つとして、近年
溶接時に発生するガスや微細粒子(溶接ヒューム)が
健康被害を招くとして、マスクや強制換気が義務化されており
その対策が急務であります。
そこで、溶接工程を減少するべく
「ネジ接合」「接着剤(ボンド)接合」
「テープ(両面テープ)接合」を検討していますが
これらが防火戸としての目的や機能を損ねることが無いか
高温環境下や加熱後を想定した実証試験を行います。
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今回は実験のためのサンプルを製作し
先生方と打合せをしてきました。
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今夏を目途に
室蘭工業大学の学生にも参加してもらい
試験を行っていただきます。
室蘭工業大学との連携した技術研究により
溶接から人体被害の少ないボンドや両面テープに切り替えることで
作業を行う社員の健康を守る事ができ
大幅な業務改善を図る事ができます。
実験結果がとても楽しみです。