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室蘭工業大学へ訪問
2022.08.24
その他
今回は、研究目的として
「鋼板締結方法」を学生が担当してもらい
実験を行って頂きました。
会社の問題である、溶接作業のデメリットを
違う作業工程にて代用することで
何がベストであるかを実験してもらいました。
その実験結果をパワーポイントで説明して頂きました。
実際にグラフにて再現性があるかどうか
数値化すると曖昧だったところが明確になり
組み合わせや実験の工夫など話が大いに盛り上がりました。
先生からも全く知識のない人からの
素朴な疑問は学生にとっても良い勉強になるとのことで
専門用語が飛び交う中、いろいろ質問させて頂きました。
例えば、接合方法のひとつで接着剤と言われても
混ぜ具合で接着強度が大きく変わる事を知りましたが、
実際の接着剤を見たことがありませんでした。
市販でも売っているそうですが
2種類の接着剤を混ぜてくっつけるそうです。
混ぜ方が弱いと接着力が落ちるし
混ぜる時間も冬や夏で大きく違うそうです。
今回の実験でも接着剤の再現性が低い
試験体は接着剤がしっかりと塗られていない場合や
混ぜられていない事が原因でした。
基礎データを溜めていき
脱溶接で安全に作業できる環境をつくってゆきます!